January 23, 2018 / 1:59 AM / 3 months ago

英経済、海外好調でEU離脱の影響相殺へ=オニール元財務省次官

[ロンドン 22日 ロイター] - ゴールドマン・サックス出身の著名エコノミスト、ジム・オニール氏は、2018年の英経済は多くの予想よりも好調となる公算が大きく、今後についても世界経済のプラス成長による効果が欧州連合(EU)離脱の悪影響を「簡単に打ち消す」との見方を示した。

 1月22日、ゴールドマン・サックス出身の著名エコノミスト、ジム・オニール氏は、2018年の英経済は多くの予想よりも好調となる公算が大きく、今後についても世界経済のプラス成長による効果が欧州連合(EU)離脱の悪影響を「簡単に打ち消す」との見方を示した。写真は2015年10月にリオデジャネイロで会議に出席した同氏(2018年 ロイター/Pilar Olivares)

オニール氏は英財務省政務次官を務めた経験があり、2016年のEU離脱の是非を問う国民投票の前には残留支持を表明していた。同氏は英BBCラジオに対し、英経済の現状について、これほど堅調になるとは予想していなかったと指摘。

「世界の他の地域も、1年前に多くの人が予想したよりもはるかに好調となっている。英国にとって支援材料だ」と述べた。

イングランド銀行(中銀)は18年の国内経済成長率を1.6%と予想しているが、オニール氏は世界経済の成長率が4%以上になると見込んでいるため、英経済の成長率も中銀予想を上回るとみている。

英コンサルタント会社ケンブリッジ・エコノメトリクスは今月公表のリポートで、移行期間や通商協定の合意なしにEUを離脱した場合、合意成立の場合と比べて英経済の規模が2030年までに最大で3%縮小するとの分析を示しているが、オニール氏は影響は3%にとどまらないと指摘。

「非常に強硬な離脱あるいは合意なしの離脱を選択すれば、恐らく3%以上の悪影響があるというのがわたしの見方だ」としたうえで、「3%で済むならば、世界の他の地域からの後押しや生産性改善の効果が、向こう13年で3%の悪影響を簡単に打ち消す」と述べた。

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