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ブレグジット合意、米国の利益に合致する必要=ロス米商務長官

 11月6日、ロス米商務長官は、訪問先の英国で講演し、同国の欧州連合(EU)離脱交渉では米国の商業的利益に合致する条件でEU側と合意する必要があり、EUの「非常に保護主義的な」通商上の姿勢を受け入れるべきではないとの見解を示した。ロンドンで講演する同米商務長官(2017年 ロイター/Mary Turner)

[ロンドン 6日 ロイター] - ロス米商務長官は6日、訪問先の英国で講演し、同国の欧州連合(EU)離脱交渉では米国の商業的利益に合致する条件でEU側と合意する必要があり、EUの「非常に保護主義的な」通商上の姿勢を受け入れるべきではないとの見解を示した。

長官はロンドンで開催された企業向けイベントで、米英間の貿易規模はすでに大きく、将来的に英国にとって最大の貿易相手となることへの期待を表明した。

そのうえで「ブレグジット(英国のEU離脱)に関する合意は米国の商業的利益を考慮に入れる必要があり、さまざまな基準・規制など保護主義的措置を継続することでブレグジット後の米英関係の強化を妨げることがあってはならない」と主張した。

「EUは自由貿易を訴えているが、実際は非常に保護主義的だ」とし、米国よりも高い輸入関税や規制などを含むEUの域外諸国に対する通商政策を批判した。

一方、米航空機大手ボーイング BA.Nの訴えを受けてカナダのボンバルディアBBDb.TOの旅客機「Cシリーズ」に220%の相殺関税を課す方針を仮決定したことについては、英国の反発にもかかわらず堅持する考えを示した。

ボンバルディアはCシリーズの主翼を英領北アイルランドの工場で製造しているため、メイ英首相は国内雇用を守るために米国側に配慮を求めていた。

ロス長官は「英国とカナダにとって政治的にデリケートな問題であることは理解している」としたうえで、「最友好国同士でもルールは守るべきという原理は変わらない」と強調した。

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