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中国主導のアジアインフラ投資銀、英国がG7で初めて参加表明
2015年3月13日 / 01:47 / 3年後

中国主導のアジアインフラ投資銀、英国がG7で初めて参加表明

[ロンドン 12日 ロイター] - 英国が、中国の主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーへの参加を検討していることが分かった。オズボーン財務相が12日明らかにした。主要7カ国(G7)の中で初めての参加表明となる。

 3月12日、中国主導のアジアインフラ投資銀に英国が参加表明、G7では初。写真は昨年10月に行われたAIISの設立セレモニーの模様(2015年 ロイター/Takaki Yajima)

オズボーン財務相は声明で「AIIBに創設時から加わることで、わが国およびアジア地域の投資と成長のため、無類の機会を創出することができるだろう」と述べた。同国は今月、ガバナンスなどの指針について他の創設メンバーと合意する予定だという。

AIIBについては、中国が昨年10月、設立に関して支持国と覚書を交わす式典を北京で行った。アジア諸国のインフラ建設などの投資支援を目的とし、年内の発足を予定している。

ただアナリストの間では、目的が世界銀行およびアジア開発銀行(ADB)と重複しているとの見方があるほか、米国ではガバナンス基準に対する懸念も出ている。

米国家安全保障会議(NSC)のスポークスマンは、AIIBに十分なガバナンス基準や環境・社会基準があるか懸念していると発言。「英国の主権に基づく決定だ」としながらも「英国が発言力を利用して、高い基準の採用を進めることを期待する」と述べた。

中国財政省は英国の決定を歓迎すると表明。「すべてが順調に行けば、英国は3月末までにAIIBの創設メンバーになる」との声明を発表した。

AIIB設立に向けた覚書に署名したのは21カ国。インドネシアは後から参加表明したが、日本やオーストラリア、韓国などは立場をまだ示していない。

韓国企画財政省の次官は12日、記者団に対し、中国などと参加の可能性を引き続き協議していると明らかにした。同省の関係者は、統治体制や運用上の透明性をめぐる懸念への対応策が示されていないため、決定を見送っていると述べた。

関係筋の1人は、中国の出資比率が50%と伝えられており、それが本当なら韓国の意向があまり反映されなくなるとの懸念を示した。

*内容を追加します。

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