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英BBC、故ダイアナ妃番組で記者が不正 王室に謝罪

 5月20日、英BBCは、1995年に放映した故ダイアナ妃(写真)のインタビューを巡り、インタビューを行うために記者の不正があったとする報告書を公表した。1997年6月にロンドンで撮影(2021年 ロイター/Ian Waldie)

[ロンドン 20日 ロイター] - 英BBCは20日、1995年に放映した故ダイアナ妃のインタビューを巡り、インタビューを行うために記者の不正があったとする報告書を公表した。

このインタビューで、ダイアナ妃は自身の不倫を認めて、夫のチャールズ皇太子との結婚生活について明かし、国民に衝撃を与えた。ダイアナ妃は97年にパリで起きた自動車事故により36歳で死亡した。

BBCは、うその情報でマーティン・バシール記者にダイアナ妃を紹介させられたと同妃の弟チャールズ・スペンサー伯が主張したことを受けて、昨年11月に調査を開始した。

報告書によると、当時は著名でなかったバシール記者が、ダイアナ妃が治安当局に盗聴されていることや、側近2人が金銭を受け取りダイアナ妃に関する情報を提供していることを示唆する偽の銀行明細書をスペンサー伯に見せていた。

また、バシール記者は放送後、インタビューの入手方法について上司に繰り返し虚偽の説明をし、上司らも適切に調査できず、結果的に事実の隠ぺいにつながったと結論付けた。

BBCは報告書の公表に合わせ、英王室に書簡で謝罪した。

これを受け、ダイアナ妃の息子であるウィリアム王子はBBCを非難する声明を発表。「偽りに満ちたインタビューの獲得手段が、母の発言に大きな影響を与えた。それが両親の関係を悪化させる大きな原因となり、それ以来数え切れない人々を傷つけた」と糾弾した。

また、弟のヘンリー王子も「搾取と非倫理的な行為が波及的な効果となり、最終的に彼女の命を奪った」とし、今なおこうした行為が広く行われていると懸念を示した。

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