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英中銀当局者、マーケットメーカーの例外規定を問題視

 5月19日 英中央銀行(イングランド銀行)金融行政委員会(FPC)の当局者は、昨年のロックダウン(封鎖措置)導入時に資産を現金化する動きで金融市場に動揺が広がった問題で、そうした不安定化局面でマーケットメーカー(値付け業者)に通常規則を適用除外とする現行の仕組みを廃止すれば、再発を防げる可能性があるとの見方を示した。写真はロンドンのイングランド銀行。2020年11月撮影(2021年 ロイター/John Sibley)

[ロンドン 19日 ロイター] - 英中央銀行(イングランド銀行)金融行政委員会(FPC)の当局者は19日、昨年のロックダウン(封鎖措置)導入時に資産を現金化する動きで金融市場に動揺が広がった問題で、そうした不安定化局面でマーケットメーカー(値付け業者)に通常規則を適用除外とする現行の仕組みを廃止すれば、再発を防げる可能性があるとの見方を示した。

英国を含む多数の国は昨年3月に新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、ロックダウンを導入。各国の中銀は市場の流動性が枯渇するのを回避するため、緊急の資金供給を行った。各国の規制当局は、現金化の動きによる市場の混乱が再び起こらないよう、制度改革を検討している。

FPCのジョナサン・ホール委員は講演で、英債務管理庁(DMO)が既にそうしているように、マーケットメーカーに常に買値と売値の両方の提示を義務付けることが、流動性の枯渇を防ぐための選択肢になり得ると指摘。

同氏によると、先物取引所は総じて、極端にボラティリティーが高まる「例外的状況」ではマーケットメーカーを流動性関連規定の適用除外対象としており、債券取引プラットフォームの多くは地元当局によって義務付けられていない限り、マーケットメーカーに関する規定は設けていないという。

ノンバンクのマーケットメーカーの保護は、システムに与えるデメリットとバランスを取る必要があると訴えた。

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