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英金融機関のEUアクセス、独自規制を損ねる恐れ=中銀幹部候補

 1月13日、イングランド銀行(英中央銀行)健全性規制委員会(PRC)の委員に指名されたジョン・テイラー氏は、英金融機関が欧州市場にアクセスする価値はあるが、それにより英国が独自に金融規制を設けることが阻害される可能性があると指摘した。写真はロンドンで5日撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 13日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)健全性規制委員会(PRC)の委員に指名されたジョン・テイラー氏は13日、英金融機関が欧州市場にアクセスする価値はあるが、それにより英国が独自に金融規制を設けることが阻害される可能性があると指摘した。

英国は欧州連合(EU)離脱でEUと貿易協定を結んだが金融サービスは対象外で、英国のルールがEUと同等と見なされる場合に限ってEU市場へのアクセスが認められることになった。

テイラー氏は議会の承認公聴会で、EU市場へのアクセスは価値があるとしながらも、同等性を確保しようとすることにより、EU離脱で得られた自由を生かしにくくなる恐れがあるとの見方を示した。

テイラー氏はロイズやスタンダード・ライフなどの英大手金融機関で勤務経験がある。

英国の保険会社にとって同等性の確保はそれほど大きなメリットはないが、国境を越えて取引を行う一部の顧客の助けにはなると述べた。むしろEU離脱を受けてソルベンシー規則を変更することによって得られるものが大きいと指摘した。

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