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英銀、マイナス金利導入準備に6カ月必要=英中銀

イングランド銀行(英中央銀行)傘下の健全性規制機構(PRA)は4日、マイナス金利を導入する前に、国内の銀行が口座や住宅ローンを修正する対応策に最低6カ月必要になると発表した。写真はロンドンの金融街。1月撮影(2021年 ロイター/HENRY NICHOLLS)

[ロンドン 4日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)傘下の健全性規制機構(PRA)は4日、マイナス金利を導入する前に、国内の銀行が口座や住宅ローンを修正する対応策に最低6カ月必要になると発表した。

PRAが各銀行の最高経営責任者(CEO)に対してマイナス金利の導入に備えるために要する期間を尋ねた。

中銀はこの日、年後半の景気回復を想定しているとし、現行の景気支援策を維持した。市場では中銀がすぐにマイナス金利を導入するとの見方が後退し、ポンドと英国債利回りが上昇した。

PRAのCEOを務める中銀のウッズ副総裁が4日公表した書簡によると、マイナス金利を導入する際にシステムや手続きを調整するため、恒久的か「限定的」で短期的な対応策が必要となると大半の銀行が述べた。

ウッズ氏は「大半の銀行が6カ月以内にマイナス金利に対応するための限定的な解決策を導入できると理解した」とし、恒久的もしくは戦略的な変更には12―18カ月かかると表明。「銀行が6カ月後以降にマイナス金利導入に対応できるようにPRAは限定的な解決策を見いだす上で銀行と関わっていく」と述べた。

多くの銀行はPRAに対して「時代遅れ」な銀行システムがマイナス金利に対応するようにできていないと指摘し、「実質的な」変更が必要だとの見方を示した。

ウッズ氏は「こうした限定的な解決策は、マイナス金利に対処するための次善策を指すが、住宅ローンや当座預金・貯蓄預金などの個人向け商品がマイナス金利になるとは限らない」と述べた。

銀行関係者は、マイナス金利により銀行が利益を上げられなくなり、法人口座や場合によっては預金口座の管理費を何百万人もの顧客が負担することになる可能性を指摘する。

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