for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

英中銀の気候変動ストレステスト、トレーディングも対象の可能性

 7月8日、英中央銀行は今後、「ネットゼロ」経済への銀行の対応について、トレーディングなどの特定業務に焦点を当てる可能性がある。中銀の金融安定化担当理事で気候変動担当のブリーデン氏が述べた。写真はロンドンにある英中銀。1月23日撮影(2022年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 8日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は今後、炭素排出量を差し引きゼロにする「ネットゼロ」経済への銀行の対応について、トレーディングなどの特定業務に焦点を当てる可能性がある。中銀の金融安定化担当理事で気候変動担当のサラ・ブリーデン氏が述べた。

中銀が5月に公表した金融機関の気候変動対応に関する第1回ストレステスト(健全性審査)によると、HSBC、ロイズ、バークレイズ、ナットウエストなどの保険会社や銀行は、対策を講じなければ今後30年間で総額3340億ポンドの損失に直面する可能性がある。

ブリーデン氏は、銀行ごとの結果は「長期的な目標」で、企業は最初の気候変動テストから得た教訓を組み込む時間が必要だと指摘。「単なるテストの再実施ではなく、企業がリスク管理やリスク計測をより良くする機会を持つようにしたい」とロイターに述べた。

ブリーデン氏によれば、最初のテストではローンブックを含み、トレーディングを除くという選択をしなければならなかった。年内の会議で気候変動リスクを資本要件と関連付ける可能性を検討する予定という。

欧州中央銀行(ECB)は8日、ユーロ圏の銀行に対する初の気候変動ストレステストの結果を公表。今年炭素価格の急上昇と洪水や干ばつが重なった場合、大手行は少なくとも700億ユーロ(711億ドル)の損失を被ると指摘した。

*一部サイトに表示されなかったため、再送します。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up