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ステーブルコイン、銀行決済と同様の規制必要に=英中銀

 6月7日、イングランド銀行(英中央銀行)は、暗号資産(仮想通貨)の一種で法定通貨を裏付け資産とするステーブルコインが普及した場合、現在銀行が手掛けている決済と同様の規制が必要になるとの見解を示した。写真は英中銀の建物。昨年11月撮影(2021年 ロイター/John Sibley)

[ロンドン 7日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は7日、暗号資産(仮想通貨)の一種で法定通貨を裏付け資産とするステーブルコインが普及した場合、現在銀行が手掛けている決済と同様の規制が必要になるとの見解を示した。

英中銀が中銀デジタル通貨(CBDC)を発行するかどうかはまだ決定していないと明らかにした。

ベイリー中銀総裁は「決済手段としてのステーブルコインとCBDCに関する新たな提案は中銀や政府、社会全体が慎重に検討し解決しなければならない多くの問題を生んでいる」との認識を示した。

「こうした新しいデジタル通貨の将来については、難しい適切な問い掛けをすることが重要だ」とした。

中銀は仮想通貨が金融の安定に影響を及ぼすほどの存在になった場合、現在よりも厳しい規制が必要になると指摘。「ステーブルコインが通貨と同じように使われれば、市中銀行が扱う貨幣と同様の基準を満たす必要がある」とした。

中銀は国内銀行に個人預金として預けられている資金の5分の1が新たな形態のデジタル通貨に置き換わるケースをモデルとして検討した。

それによると、市中銀行は流動性比率を維持するためにバランスシートを調整する必要が生じるほか、銀行の資金調達コストが増加し貸出金利の上昇につながると予想した。一部の借り手はノンバンクによる融資のほうが有利になる可能性があるという。

しかし貸出金利や信用供与への全体的な影響は「比較的小さい」と結論付けた。

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