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英中銀、紙幣印刷などに伴う排出量を実質ゼロへ 2050年までに

 6月3日、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁は、遅くとも2050年までに紙幣の印刷や建物の運営に伴う二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする方針を示した。写真はロンドンのイングランド銀行。2018年4月撮影(2021年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 3日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁は3日、遅くとも2050年までに紙幣の印刷や建物の運営に伴う二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする方針を示した。

スナク財務相は3月、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする政府の目標を支援することを中銀の責務に加えた。

ベイリー総裁は国際決済銀行(BIS)主催の講演で「遅くとも2050年までに実質ゼロとなるよう、中銀が物理的なオペレーションによる排出量の削減にコミットしていることをきょう確認する」と述べた。

英中銀は今月、国内の銀行と保険会社を対象に、気候変動に関連した金融リスクへのエクスポージャーを評価する初のストレステスト(健全性審査)を実施する。

ただ、ベイリー総裁は1日、ロイター・レスポンシブル・ビジネス会議で、資本要件を明確に環境基準に結びつけるのは尚早との見解を示した。

より良いアプローチは金融機関に対し、気候変動がもたらす影響について投資家への明確な開示を義務付けることだと指摘した。

英中銀は5月、保有する200億ポンド(280億ドル)の社債について、排出量の実質ゼロを目指す政府の目標に沿うようにする計画も打ち出している。

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