April 19, 2019 / 6:31 AM / 3 months ago

〔情報BOX〕カーニー英中銀総裁の後任候補

[ロンドン 18日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は2020年1月で退任する予定。

後任候補となる可能性のある人物を以下にまとめた。

◎アンドリュー・ベイリー氏

イングランド銀行の元副総裁。アナリストの間では最有力候補に挙がっていたが、後任探しが遅れていることから、ハモンド財務相がベイリー氏を最有力候補とみていないのではないかとの声が出ている。

ベイリー氏は、銀行担当の副総裁を務めた後、金融行動監視機構(FCA)長官に就任した。

副総裁時代は、世界的な金融危機の中、国内銀行の先導役を果たし、高い評価を得た。

◎ベン・ブロードベント氏、デーブ・ラムスデン氏

両氏はともにイングランド銀行の副総裁。それぞれ金融政策と金融市場・銀行を担当している。

ブロードベント氏は、ゴールドマン・サックスのエコノミスト出身。音楽院でクラッシックピアノを専攻した。経済分析では定評があるが、銀行監督の経験は比較的浅い。

ラムスデン氏は、財務省の主席経済顧問を経てイングランド銀行に入行した。

◎アンディ・ハルデーン氏

イングランド銀行のチーフエコノミスト。スポティファイなど音楽アプリやマルチプレーヤーのオンラインゲームなどからも、従来の調査と同じように経済動向を判断できるのではないかと提案するなど、斬新なアイデアを出すことで有名。

2012年に「ウォール街を占拠せよ」運動が起きた際には、国際金融の欠陥を修正するヒントになるとして、同運動を称賛した。

◎ラグラム・ラジャン氏。

2013年から16年までインド準備銀行(中銀)の総裁を務めた。

2003年から06年には国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストを務めている。当時、金融イノベーションが危機を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らした。

現在はシカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスの教授。

◎労働党出身者

英国の欧州連合(EU)離脱問題でメイ首相が窮地に立たされており、野党・労働党が政権を奪取するとの見方も浮上している。

同党のコービン党首と「影の財務相」であるジョン・マクドネル氏は社会主義者。過去にイングランド銀行はインフラ事業に融資すべきだと提案したことがある。実現すれば、インフレ抑制を重視する現在の体制が大きく役割が変わることになる。

労働党の経済諮問委員会には過去に、米国のノーベル経済学賞受賞者ジョセフ・スティグリッツ氏、緊縮政策を批判する英国の経済学者アン・ペティフォー氏、イングランド銀行の金融政策委員を務めたデービッド・ブランチフラワー氏が参加したことがある。

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