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中期的なインフレ見通し、さほど懸念せず=ハスケル英中銀委員

 5月12日、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会のハスケル委員(写真)は英国の中期的なインフレ見通しについてあまり懸念していないとした上で、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)による生産能力への影響を注視する姿勢を示した。ロンドンで2018年5月撮影。提供写真(2021年 ロイター)

[ロンドン 12日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会のハスケル委員は12日、英国の中期的なインフレ見通しについてあまり懸念していないとした上で、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)による生産能力への影響を注視する姿勢を示した。

英中銀は先週、インフレ率が2021年末に現在の0.7%から2.5%を上回る水準に上昇した後、22年には中銀目標の2%に戻るとの見通しを示した。

ハスケル委員は、ダートマス大学タックビジネススクール主催のオンラインパネル討論会で「インフレについてそれほど懸念していない」と述べた。

英中銀は新型コロナ関連規制の緩和による経済再開に伴い、景気が急速に回復すると予想しており、サプライチェーンの障害や原油価格の上昇、ベース効果で短期的にインフレ圧力が高まるとみている。

ハスケル委員は「今後、記録的な数字が多く出てくるだろう」と指摘。その上で「それよりもっと注目しなければならないインフレにとって重要なことは、中期的な影響がどうなるのか、特に経済に多くの傷跡が残っていないかどうかだ」と語った。

同委員は「供給サイドの能力が大幅に損なわれ、景気が過熱した場合は問題になる」と述べた。

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