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英中銀、労働コスト注視必要 物価圧力増大の恐れ=ハスケル委員

11月23日、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のハスケル委員は、労働市場の引き締まりを受け賃金が生産性より速く上昇し、インフレに上昇圧力がかかる恐れがあるとし、英中銀は労働コストの上昇を注視する必要があるとの見方を示した。写真は6月11日、ロンドンの英中銀(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 23日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のハスケル委員は23日、労働市場の引き締まりを受け賃金が生産性より速く上昇し、インフレに上昇圧力がかかる恐れがあるとし、英中銀は労働コストの上昇を注視する必要があるとの見方を示した。

ハスケル委員はグラスゴー大学のアダム・スミス・ビジネス・スクールで行なった講演で、このところ見られている物価上昇の大部分は輸入価格やエネルギー価格の上昇などの世界的な要因によるものと指摘。インフレは一過性のものとする見解に賛同を示した。

ただ、賃金の伸びが生産性の伸びを上回る恐れがあると警告。「最新のデータで労働市場の引き締まりが裏付けられており、賃金に上昇圧力がかかっている。生活水準の観点ではこれは歓迎すべきことだが、インフレの観点からすると、賃金の伸びは生産性の伸びに見合っている必要があるため、注視しなくてはならない」と述べた。

市場で出ている利上げ観測については、新型コロナウイルス禍の最悪期と比べて景気見通しが改善していることが背景にあると指摘。短期的な金利の見通しについてはほとんど手がかりを与えなかった。

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