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英中銀、回復への下向きリスクに強く対抗すべき=ハスケル委員

 3月5日、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のハスケル委員(写真)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの景気回復への下向きリスクに強く対抗すべきで、必要に応じて追加刺激策を準備しておくべきだと述べた。2018年5月撮影。英財務省提供(2021年 ロイター)

[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のハスケル委員は5日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの景気回復への下向きリスクに強く対抗すべきで、必要に応じて追加刺激策を準備しておくべきだと述べた。

オンラインイベントで「リスク管理を考慮すると、政策は見通しの下振れリスクに対して強く対応すべきで、インフレを持続的な形で目標に戻すためには経済にさらなる支援が必要になる可能性に引き続きオープンだ」と述べた。

英中銀の健全性規制機構(PRA)は先月、マイナス金利を導入する前に、国内の銀行が口座や住宅ローンを修正する対応策に最低6カ月必要になると発表したが、一部の政策当局者は刺激策として国債購入に注力すべきとの見解を示している。

ハスケル氏は、英経済の回復が先月発表された中銀予想より遅れるリスクは均衡しているとの見方を示し、早急な金利引き締め開始を警戒。マイナス金利について「それは必要に応じて金融政策委員会(MPC)に利用可能な全てのツールを展開する用意ができていることも意味する」と述べた。

英中銀が2021年と22年の国内総生産(GDP)が急回復すると予想しているのは昨年の歴史的な落ち込みの反動で、「力強い」という表現は誤解を招くと指摘。「このため、目標を上回るインフレが持続するリスクはほとんどないと考える」と語った。

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