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英中銀ストレステスト、RBSが不合格 資本増強必要
2016年11月30日 / 08:21 / 1年後

英中銀ストレステスト、RBSが不合格 資本増強必要

[ロンドン 30日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会(FPC)は30日、国内主要7行に実施したストレステスト(健全性審査)の結果を発表した。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)が不合格で、資本増強が必要になると指摘した。

 11月30日、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会(FPC)は、国内主要7行に実施したストレステストの結果を発表した。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が不合格で、資本増強が必要になると指摘した。写真はエディンバラで2014年9月撮影(2016年 ロイター/Russell Cheyne)

RBSはストレステストで指摘された約20億ポンド(24億9000万ドル)の資本不足に対応するため、不良債権売却やコスト削減など一連の措置を講じる方針を明らかにした。

新たな資本計画は中銀の健全性監督機構(PRA)の承認を既に得ており、市場から資金を調達する必要はないとした。

バークレイズ(BARC.L)は一部の項目で基準に届かなかったが、既に対策を発表していることから新たな資本増強計画を提出する必要はないとした。

スタンダード・チャータード(STAN.L)も一部で基準を下回ったが、既に措置を講じているため新たに資本増強策を実施する必要はないとした。

HSBC(HSBA.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)、ネーションワイド、サンタンデール(英国)に資本不足は見られなかった。

今回のストレステストは、世界経済と国内経済に対する衝撃を合わせて想定するなど、これまでで最も厳しい基準が適用された。

市場参加者からは、テストの結果は大勢の予想よりも悪い内容だったとの声が聞かれた。

KPMGの銀行担当パートナー、スティーブン・ホール氏は「CET1(普通株式等Tier1)比率やレバレッジ比率の平均低下率は、英国の共通ストレステストの歴史上、最大だ」と述べた。

中銀は英銀行システム全体の資本水準について、リスク加重資産に対する比率が13.5%と、十分な水準にあるとの見方を示し、RBSとバークレイズの資本不足を踏まえても、こうした認識に影響はないとした。

FPCは「深刻なストレスシナリオが広範囲で同時に発生した場合でも、銀行システムは全体として実体経済を支えることができる資本水準を確保している」と結論付けた。

*内容を追加しました。

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