August 1, 2019 / 1:09 PM / 4 months ago

英中銀、成長率見通し下方修正 EU離脱懸念や世界経済鈍化に直面

    * 英中銀、政策金利を0.75%に据え置き(予想:0.75%)
    * 英中銀、国債買い入れ枠を4350億ポンドに据え置き(予想:4350
億ポン
ド)
    * 8月の英中銀金融政策委、0人が利上げ支持=議事要旨(予想:0
人)
    * 8月の英中銀金融政策委、0人が利下げ支持=議事要旨(予想:0
人)
    * 8月の英中銀金融政策委、9人が金利据え置き支持=議事要旨(予
想:9
人)

    [ロンドン 1日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行
)は1日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る懸念の
増大や世界経済の鈍化に直面しているとして、成長率見通しを引き下げ
た。ただ他の主要中銀のように利下げを検討していることは示唆しなか
った。    
    英中銀は引き続き緩やかな利上げを想定。ただ緩やかな利上げは「
円滑な」ブレグジットや世界経済の回復にかかっているとした。
    政策金利を0.75%に据え置くことも全会一致で決定した。据え
置きは予想通り。ブレグジットがどのような形になるかに関わらず、金
利はいずれの方向にも変動する可能性があるとした。
    また10月31日のEU離脱を明言しているジョンソン新首相の誕
生を受け、無秩序かつ合意なきブレグジットのリスクが高まったことが
「ポンドの著しい下落」につながったと指摘。7月中旬時点で、ブレグ
ジットに関する不確実性が「より定着した」とした。
    英中銀は「設備投資におけるブレグジット関連の不確実性の高まり
と純貿易に対する世界的な成長鈍化を反映して、2018年以降は基調
的な成長率が鈍化し、潜在成長率を下回っているようだ」とした。
    声明に対する市場の反応は現時点で限定的。
    インスティテュート・オブ・ディレクターズのチーフ・エコノミス
ト、Tej Parikh氏は「9月の会合が注目される。無秩序なEU離脱が起
こりそうな場合、中銀は混乱の中で企業や家計を支援するために事前の
利下げをためらうべきではない」と述べた。
    中銀は英国がブレグジットの衝撃を防ぐと仮定しているが、201
9年と20年の成長率見通しを1.3%とし、5月時の1.5%、1.
6%からそれぞれ下方修正した。
    また来年第1・四半期に前年比でマイナス成長となる可能性を30
%とした。
    インフレ率については2━3年後に現在2%の目標を上回ると想定
。ただ英国が円滑にEUを離脱した場合、ポンドや市場の金利見通しが
急回復し、成長率やインフレ率が想定より鈍化する可能性があると言及
。このため、3年後のインフレ率が必ずしも中銀目標を上回るとは限ら
ないが、中銀は依然として国内経済の過熱を予測しており、利上げが必
要であるとした。

    
 (ーからご覧ください)

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