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英中銀、金融政策維持 マイナス金利導入に「最低でも半年必要」

[ロンドン 4日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は4日に開催した金融政策委員会(MPC)で、年後半の景気回復を想定しているとし、現行の金融政策を予想通り維持した。また、マイナス金利導入に備えるため少なくとも6カ月は必要との認識を示した。

これを受け、市場では英中銀がすぐにマイナス金利を導入するとの見方が後退。ポンドが対ドルで買われ、英国債利回りが上昇した。

英中銀はこの日、HSBC、ロイズ、バークレイズなどの金融機関が英国初となるマイナス金利導入に対し、どの程度備えているかを検証した結果を公表した。

ブラックロック・インベストメント・インスティテュートの英国担当チーフ投資ストラテジスト、ビバク・ポール氏は「英中銀はマイナス金利を政策手段に加えたいのかもしれないが、それには少なくとも6カ月かかることを示唆した」と指摘。「マイナス金利導入による非常に現実的な課題が引き続き存在しており、年内に導入される可能性は依然として低い」とした。

英中銀は、マイナス金利導入を意図しているというメッセージを送ることを望んでいないが、「将来的に必要であればマイナス金利を導入するための用意を開始することが適切」とした。

英経済については、2021年第1・四半期におそらく4%縮小するだろうが、通年では新型コロナウイルス危機前の水準に向かって急速に回復すると想定。今年の経済成長率予想を5%と昨年11月時の7.25%から引き下げる一方、22年予想は6.25%から7.25%に引き上げた。

英中銀はこの日、政策金利を0.1%に据え置き、量的緩和措置の資産購入プログラムの買い入れ額も8950億ポンド(1兆2200億ドル)で維持すると決定。

また「金融政策委員会は、将来必要な場合に備えて、金融引き締めに向けた適切な戦略に関する従来のガイダンスを見直す作業を英中銀のスタッフに要請することで合意した」とした。

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