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英金融業界、英中銀に市場再混乱への懸念を表明

 7月9日、イングランド銀行(英中央銀行)が6月2日に主催した金融市場委員会会合に参加した国内の大手金融機関は、金融市場が再び混乱することへの警戒感を示した。写真は英中銀。3月23日、ロンドンで撮影(2020年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が6月2日に主催した金融市場委員会会合に参加した国内の大手金融機関は、金融市場が再び混乱することへの警戒感を示した。さらに、英国の欧州連合(EU)離脱や世界的な政治リスクも指摘し、年末は厳しい状況になるとの認識を示した。会合の議事要旨が9日に公表された。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、各国の金融市場は3月下旬、大きく動揺した。会合に出席した大手金融機関の関係者は、市場に再び同じような混乱が起こることを警戒している。

議事要旨は「流動性は復活したが、回復の可能性に悲観的な委員もおり、緊張が再度高まる可能性が指摘された」と説明している。

議事要旨では、10月末に休業者の給与補助が終了することへの懸念があることも明らかになった。

参加者は、これらの懸念に加え、ブレグジットや地政学的リスクがあることから、年末の状況は厳しくなるとの認識を示した。

英経済は3月と4月に25%縮小した。当局によると、2020年の成長率は300年ぶりの大幅なマイナスを記録し、失業率も約10%と、現行水準の倍以上に上昇する見通し。

政府は8日、休業者の給与補助終了後に社員を解雇せずに来年1月まで雇い続ける企業に対して、1人あたり1000ポンド(1256ドル)を支払う措置を発表した。

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