May 30, 2019 / 8:56 AM / 17 days ago

英GDP伸び率、中銀予測を下回る公算大=副総裁

[ロンドン 30日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は30日、同国の国内総生産(GDP)伸び率について、中銀の金融政策委員会が今月示した予測を下回る公算が大きいとの見方を示した。

 5月30日、イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁(写真)は、同国の国内総生産(GDP)伸び率について、中銀の金融政策委員会が今月示した予測を下回る公算が大きいとの見方を示した。ロンドンで昨年11月撮影(2019年 ロイター)

生産性が低迷しており、投資が予想を下回るリスクがあるという。

副総裁は訪問先のスコットランドで企業関係者に「私はGDP伸び率について、金融政策委員会の同僚よりもやや悲観的だ」と発言。

英中銀は今月、秩序だったEU離脱を前提に2019年の成長率予想を1.5%に、20年は1.6%にそれぞれ引き上げた。

副総裁は、インフレ率と適正金利の水準については、金融政策委員会と同様の見方をしていると述べた。GDP伸び率の鈍化に伴いインフレ率に低下圧力がかかるが、生産性の伸び悩みに伴うインフレ率の上昇圧力で相殺される公算が大きいという。

離脱を巡る不確実性によって、企業は生産性を向上させるために投資をするのでなく追加で人を雇っており、生産性は向こう数年、低迷すると予想。

「(離脱)交渉の最終的な結果が分かるまで、見通しが立つことはない。不確実な状況がさらに続けば投資回復が送れ、成長の足かせとなり続ける可能性がある」と述べた。

英自動車製造販売協会(SMMT)が30日発表した4月の国内自動車生産台数は金融危機後で最大の落ち込みを記録した。

当初の離脱期日の3月29日に向け、混乱回避のために工場が操業を停止したことが影響した。

カーニー総裁は、政策金利の据え置きを決定した月初の金融政策委員会後の会見で、緩やかな利上げを再開するペースについて市場は過小評価していると述べた。

当時、市場は向こう3年間で0.25%ポイントの利上げが1回行われる可能性を織り込んでいたが、今は今後1年間に利上げよりも利下げの方が可能性が高いとみている。

副総裁は、EU離脱が移行期間のない合意なき離脱となれば「経済に大きな悪影響」が出るが、合意なき離脱が自動的に利下げにつながるわけではないと指摘。ポンド安が物価に及ぼす影響と生産性の低下を理由に挙げた。

*内容を追加しました。

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