May 9, 2019 / 10:09 AM / 14 days ago

英金利、大幅や急速な引き上げない見込み=ソーンダーズ中銀委員

[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のソーンダーズ委員は、欧州連合(EU)離脱が順調に実施されて景気が上向いても、金利が大幅あるいは急速に引き上げられる公算は小さいと述べた。9日付のノーザン・エコー紙が報じた。

ソーンダーズ氏は、離脱が順調に行われれば企業投資は上向くと予想されると述べる一方、ぎりぎりの状態で離脱が繰り返し延期されたことで低迷状態が続く可能性を指摘した。

その上で「金利は時間をかけて若干上昇するだろうが、大幅や急速に引き上げられることはないだろう」と指摘。景気を刺激することも抑制することもない「中立」金利は、2008年の金融危機前の5%から現在は2%近辺に低下している可能性があるとの考えを示した。

英中銀の直近の利上げは昨年8月。政策金利を0.25%ポイント引き上げ、0.75%とした。英国がどのような条件でEUを離脱するのか先が見通せない中、金融市場では年内利上げの公算はほとんどないとの見方が大勢となっている。

ソーンダーズ委員は、EU離脱が決まった16年6月の国民投票以降、2─3年分の企業投資の伸びが失われたと指摘。「英国が条件などで合意した上でEUを離脱すれば、企業投資は若干回復し、経済は安定的に成長し続け、失業率もおそらく低下する」と述べた。一方、合意なき離脱が現実のものとなれば、英ポンド相場は下落し、インフレが押し上げられ、企業投資は一段と落ち込むと警告した。

*内容を追加しました。

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