September 27, 2019 / 8:04 AM / in 21 days

英中銀、離脱巡る不確実性根強いなら利下げ必要=ソーンダーズ委員

[バーンズリー(英国) 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のソーンダーズ委員は27日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る高度の不確実性が根強いという可能性が高いシナリオにおいて、英中銀は利下げを迫られるとの見方を示した。

ソーンダース氏は北部イングランドの地元財界との会合で「英国が合意なき離脱を回避すれば、金融政策はどちらの方向にも動く可能性がある。私は政策金利の次の動きは引き上げでなく、引き下げとみるのが妥当と考えている」と述べた。

英中銀は前週、EU離脱を巡る不確実性と世界の経済成長鈍化により、英経済が徐々に潜在成長力を下回る状態になりつつあるとの見解を示したが、利下げの可能性には踏み込まなかった。

ソーンダース氏は、合意なき離脱を回避したとしても、ブレグジットを巡る高度の不確実性はくすぶり、すでに潜在成長率が低下している英経済にマイナスに働き続けると指摘。「この場合、金融政策を長期にわたり高度な緩和的スタンスに維持し、特に世界経済成長の下振れが続くようなら、ある時点で緩和するのが適切と思われる」と述べた。

ブレグジットを巡る展開をただ待っていたのでは、不適切な金融政策につながるリスクがあると指摘。見通しが改善したら利上げに転じることに伴うコストは低いと述べた。

ソーンダース氏は、ブレグジットに関する不確実性が大幅に低下し、世界経済の成長が若干上向けば、中期的に限定的で穏やかな利上げという最近の英中銀の指針に引き続き賛同すると語った。

合意なきブレグジットとなった場合について同氏は、成長への打撃や、ポンド安によりどの程度インフレが高進するかによって政策の全ての選択肢をオープンにするとの英中銀の方針をあらためて説明した。

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