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英経済改善しなければ利下げ支持へ=テンレイロ中銀委員

[ロンドン 10日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のテンレイロ委員は、景気が今年上向かなければ、利下げに賛成票を投じたいとの考えを示した。

カーニー総裁は9日、英経済の弱さが続くようなら「リスク管理」の観点から利下げする可能性があると述べ、市場を驚かせたが、テンレイロ委員の発言もこれに同調した形だ。

英中銀の見通しでは、英国は今年、欧州連合(EU)との密度の濃い自由貿易協定に向けて前進するほか、最近の世界経済を巡る不透明感が急速に解消することが想定されている。

テンレイロ委員はシンクタンクで講演し、英経済は昨年11月時点の中銀見通しを下回る可能性が高いと指摘。中銀は今月30日の金融政策委員会に合わせ最新の見通しを公表する。

同委員は「これらの想定に対するリスクは総じてダウンサイドに向かっている」と指摘。「将来の通商協定や抑制された世界成長を巡る不透明感が引き続き需要を圧迫すれば、私の意志は短期的に利下げ賛成に向かうだろう」と述べた。

前日のカーニー総裁発言を受け、金融市場では2020年半ばまでの利下げ確率が約50%となったが、テンレイロ氏の発言後には約60%に上昇した。

ただ、テンレイロ氏は利下げに賛成票を投じる時期についての質問に、まずはEU離脱に企業や家計がどう対応するのか見たいと述べ、次回会合での賛成には否定的な見解を表明。

「意思決定の重要な要因は、不透明性が経済拡大や需要にどの程度影響するかだ」とし、利下げ可能性の検討について「今後数カ月の話になる」と語った。

*内容を追加します

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