[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のテンレイロ委員は、エネルギー価格ショックの影響や金融政策の効果が出るのにタイムラグがあることを踏まえると、インフレ抑制の取り組みによって借り入れコストを過度に引き上げるリスクがあるとの見方を示した。
米ニューヨーク連銀が24日に主催した会合向けのプレゼンテーション資料の中で指摘した。
テンレイロ氏は、政策委員9人のうち今月の会合で利上げに反対した2委員の1人。同会合では政策金利が0.5%ポイント引き上げられ、10会合連続の利上げとなった。
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