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英金融機関、中国恒大向け大規模投融資なし=BOE副総裁

 イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のウッズ副総裁は9月23日、ロイターに対し、経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団に対して英金融機関は大規模な投融資はないと述べた。写真は恒大集団のロゴ、上海で22日撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[ロンドン 23日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のウッズ副総裁は23日、ロイターに対し、経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団に対して英金融機関は大規模な投融資はないと述べた。

ウッズ氏は「英国の銀行と保険会社の恒大集団に向けた直接的なエクスポージャーはそれほど重大ではない。影響の第一段階という意味では心配はない」と語った。

ただ「誰の頭にも浮かぶ疑問は、中国の当局が問題への対応にどういった手段を選び、それがより幅広い影響を及ぼす形になり得るのかどうかだろう。ある時点では、われわれが懸念する必要が出てきてもおかしくないのは明らかだ」と指摘した。

BOEはこれまでに英銀の恒大集団向けエクスポージャーを点検。今年のストレステスト(健全性審査)でも、中国経済の「ハードランディング」への耐性が含まれている。

ウッズ氏は「私の基本シナリオでは、ひどい展開にはならない。大問題に発展しないような方法を見つけたいと中国当局が考えるという点で、私は非常に慎重ではあるが楽観している」と発言した。

一方でウッズ氏は、恒大集団を巡る問題は、米投資会社アルケゴスや英金融サービス会社グリーンシルの失敗と並び、市場というものが行き過ぎてしまう問題を示すと分析。コロナ禍への対応が取られて以来の今の市場を改めて見渡せば、「非常に泡立っている(frothy)状態だ」と述べ、特に債券と住宅市場で「黄信号が点滅」しており、調整の可能性があるのは明らかだと警告した。

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