[ロンドン 30日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)は30日、英資産への資金流入額が第1・四半期に1200億ポンドと2008年以降で最大になったと発表した。今後数四半期にさらなる資金流入が見込まれるという。
BofAによると、海外からの英国債への需要が堅調な一方、英国内の投資家が海外株式を売却したという。BofAのストラテジストは「英資産に対する投資家の意欲が引き続き強いことが示唆された。英国は引き続きクロスボーダーのM&A(企業の合併・買収)に関して強い関心を集めており、海外勢の英国債購入に関する最新のデータは持続的な需要を示している」と指摘。「今後数四半期のトレンドは良好で、ポンドの支援材料になる」とした。
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