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英中銀総裁、ユーロ建て清算業務の移転に懸念 EUをけん制
2017年6月20日 / 09:39 / 5ヶ月後

英中銀総裁、ユーロ建て清算業務の移転に懸念 EUをけん制

[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のカーニー総裁は20日、英国の欧州連合(EU)離脱に伴い、英ロンドンが拠点となっているユーロ建てデリバティブ(金融派生商品)の清算業務を欧州に移すことにより、顧客のコストが増大するなどと述べた。

 6月20日、イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、英国の欧州連合離脱に伴い、英ロンドンが拠点となっているユーロ建てデリバティブの清算業務を欧州に移すことにより、顧客のコストが増大するなどと述べた。2016年1月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

カーニー氏はロンドンで行った講演の中で「分断は誰にとっても経済的利益とならず、金融安定にも不要だ。そればかりか、損害も与えかねない」と否定的な見解を示した。

EU関係者は先週、ユーロ建て金融取引の清算業務について、英国のEU離脱後にユーロ圏内へ拠点を移す決定権をEUが握ることを検討していると明らかにしていた。

カーニー氏は、こうした国際市場を司法権や通貨で分断すれば、安全な取引を確実にする集中的な清算業務の利益が損なわれると指摘。

移転を強要するより「規制や監督協力の新たな形態を発展させるために、各当局が現行制度を足場とすることが可能であり、そうすべきだ」と訴えた。

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