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英住宅市場、9月は18年ぶり高水準 見通しは悪化

 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が公表した調査によると、国内の住宅市場が新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)解除後の回復により、9月に価格が18年ぶりの高水準に上昇した。写真はロンドンで2012年3月撮影(2020年 ロイター/Luke MacGregor)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が公表した調査によると、国内の住宅市場が新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)解除後の回復により、9月に価格が18年ぶりの高水準に上昇した。ただ、これからは失業率上昇が予想されることから、今後の見通しは急速に悪化している。

9月のRICS住宅価格指数(「上昇」との回答から「下落」との回答を引いた数値)はプラス61で、2002年6月以来の高水準。8月のプラス44から大幅に上昇した。ロイターがまとめたエコノミスト予想はプラス40だった。

封鎖解除を受けた需要の顕在化や、不動産販売税の緊急引き下げ、より大きな住宅を求める動きなどによって住宅市場が活性化していることが示された。

しかし、RICSの主任エコノミスト、サイモン・ルビンソーン氏は、「2021年初めにかけて景気対策の規模が縮小され、今後数カ月に失業率の大幅な上昇が予想されることから、住宅取引に悪影響が出るのではないかとの懸念が高まっている」と述べた。

税収データによると、感染開始からこれまでに70万人前後が失職。今月末に政府の救済策が終了すれば、これより悪い状況になる公算が大きいとみられている。

住宅販売は今後3カ月は上向きが続くとみられるものの、今後12カ月の販売期待指数は9月も低下し、3月の記録的低水準に近づいた。

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