[ロンドン 23日 ロイター] - 英不動産検索サイトのライトムーブが23日発表した調査結果によると、国内住宅の希望売り出し価格は5月に前月から2.1%上昇と、同月として2014年以来の高い伸びを記録した。新築住宅の供給不足が影響したが、物価高により住宅需要は今後鈍化するとみられる。
前年比では10.2%上昇。季節調整はされていない。
ライトムーブのマネジングディレクター、ティム・バニスター氏は、物価高と金利上昇の影響が年内に住宅市場に表れると予想。住宅の供給が増え、支払える価格への意識が強まれば、市況の鈍化につながるとの見通しを示した。
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