Reuters logo
英企業の賃上げ率見通しは2%、低失業率でも改善小幅に=調査
2017年11月13日 / 05:34 / 9日後

英企業の賃上げ率見通しは2%、低失業率でも改善小幅に=調査

[ロンドン 13日 ロイター] - 英国人材開発協会(CIPD)の四半期調査で、失業率が既に低い水準にあり、労働市場の需要が堅調であるにもかかわらず、企業の賃上げ見通しは小幅にとどまっていることが明らかになった。

 11月13日、英国人材開発協会(CIPD)の四半期調査で、失業率が既に低い水準にあり、労働市場の需要が堅調であるにもかかわらず、企業の賃上げ見通しは小幅にとどまっていることが明らかになった。写真は1日にロンドンのイングランド銀行(中央銀行)前で撮影(2017年 ロイター/Toby Melville)

CIPDによると、賃金に関する民間・公的部門の意向を示す指標は2%上昇となり、前四半期の1%上昇からやや改善した。

民間部門の賃上げ計画は5年平均である2%前後が多数となった。

イングランド銀行(中央銀行)は前週、2007年以来の利上げに踏み切り、賃金上昇率はここ数カ月の1.8─2.2%から18年には3%に加速するとの見通しを示した。

しかし、CIPDの調査では、民間企業の38%が従業員の大半について賃上げ圧力に直面していないと回答し、直面していると答えた企業は24%にとどまった。

英国では、インフレが加速する一方で賃金上昇が鈍く、家計所得が圧迫されたことが、今年上半期の景気減速の大きな一因となった。

CIPDのシニア労働市場アナリスト、ガーウィン・デービース氏は「いずれは中銀が予想する通り、低失業率が賃金押し上げにつながる可能性がある」とした一方、「しかし、現在企業が賃金を引き上げることができないのは生産性の伸びが鈍いためであり、従業員の採用または維持ができないためではない」と指摘した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below