[ロンドン 4日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した1月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は49.2で前月(54.6)から低下し昨年5月以来の低水準となった。
新型コロナウイルス感染拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)が再び発動されたことが打撃となり、予想以上に悪化し景況拡大と悪化の節目である50を下回った。ロイターがまとめたエコノミストの予想は52.9だった。
建設業のなかで住宅建設が唯一好調を維持した。
IHSマークイットのエコノミクス・ディレクター、ティム・ムーア氏は「商業用施設部門の不振が響き、業界の拡大基調が7カ月で途切れた。鋼材や木材の値上がりで投入価格が約2年半ぶりの大幅な上昇となったことも打撃だ」と述べた。
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