September 9, 2019 / 12:50 AM / 3 months ago

英、景気後退に備え税優遇措置など財政出動が必要=シンクタンク

[ロンドン 9日 ロイター] - シンクタンクのレゾリューション財団は9日、英国が景気後退(リセッション)の可能性に十分備えていないとし、すでに非常に低い水準になっている政策金利だけに頼らない景気浮揚策が必要との見方を示した。 英国経済は第2・四半期の英経済はマイナス成長を記録、欧州連合(EU)離脱を前に景気は減速気味の状況が続いており、EU離脱前にリセッション入りする可能性が出ている。 同財団は、政策金利は既に非常に低い水準にあり、債券買い入れ措置もこれまでほどの効果を見込めない中、イングランド銀行(英中央銀行)には、通常のリセッション時期と比べて4分の1程度の対応能力しかないだろうと指摘。

そのため、景気下支えに向けどのように経済に資金を供給できるかを政府はより明確に示し、家計負担を和らげるため、税優遇措置などを再び講じるなどの財政措置をとる必要があるとの認識を示した。さらに、インフラ整備事業の着工や家計向けの特別現金支給などが必要になるかもしれないと説明した。

同財団のリサーチディレクター、ジェームス・スミス氏は「次のリセッションに備える時だ。リセッション入りは確実だ」と指摘し「金融危機以降で最もリセッションのリスクが高い。低所得層はこれまでの景気低迷時よりも影響を受けやすい」との見方を示した。

そのうえで、現行の政策手段の微調整よりもさらに踏み込み、現在2%の中銀インフレ目標について、実際には難しいかもしれないが、引き上げることも検討すべきだとの考えを示した。

ジャビド英財務相は先週の議会演説で、緊縮財政の時代は終わったと宣言し、過去15年で最も大幅な歳出拡大計画を打ち出した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below