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英首相、党内融和へ反対派を閣内に DUPと週明け連立議論
2017年6月11日 / 22:42 / 6ヶ月前

英首相、党内融和へ反対派を閣内に DUPと週明け連立議論

[ロンドン 11日 ロイター] - 英国のメイ首相は11日、多くの閣僚を再任する一方、保守党内の融和に向け対立していたゴーブ元司法相を農相に任命した。

欧州連合(EU)離脱派のゴーブ氏は、メイ氏が内相だった時代に対立したほか、昨年6月の国民投票後は保守党党首選にも出馬し、組閣にあたり司法相を実質的に解任されていた。

8日の総選挙で単独過半数を確保できなかった保守党は、北アイルランドのプロテスタント系民主統一党(DUP)と連立を組むためにも、党内融和を図ることが必要だった。

保守党の318議席に対し、262議席を獲得して第2党となった労働党のコービン党首は、政権を狙うことは可能としているが、連立を組む道筋はみえていない。同党首は、年内か2018年始めにも総選挙が必要との見方を示した。

保守党関係者はゴーブ氏の閣僚起用について、昨年の組閣時にオズボーン財務相を実質解任した経験から教訓を得たのだろうと指摘した。現在はイブニング・スタンダード紙の編集長を務めるオズボーン氏はメイ首相について「死刑囚のようだ。執行されるまでの時間が問題」と批判、首相の座は長くないとの見方を示した。

保守党内ではメイ首相は側近ばかりを重用し、内閣や議会の力を弱めていたと批判されていたため、総選挙を受けて首相の政権運営手法が変わることを望む声もでている。

連立が見込まれるDUPは10議席を有しており、保守党とは12日にも会合を持つ予定。フォスター党首は、13日にメイ首相と会談する予定を明らかにした。宗教上の理由から11日に両党の会合は開かれなかった。

ただ保守党内には、北アイルランドの内政問題が主眼で社会政策も保守的なDUPと連立すれば、党内での懸念が高まるとの声もある。

DUPは、同性婚や中絶に強く反対しており、保守党の政策と相容れない部分がある。またDUPは英国残留を望んでおり、北アイルランド和平への影響も懸念されている。

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