[ロンドン 12日 ロイター] - 来月に総選挙が行われる英国で、野党・労働党のシステムが12日にかけて複数のサイバー攻撃を受けたことが、関係者らの話で判明した。
労働党は12日、党のシステムが巧妙かつ大規模なサイバー攻撃を受けたものの、防御が効き、データの漏えいはなかったと公表していた。そのわずか数時間後に2回目の攻撃があり、党のウェブサイトが閲覧できなくなったり、インターネットのサービスが停止するなどしたという。
関係者らは、1回目と2回目の攻撃の犯人が同一人物かは不明だが、外国勢力とのつながりを示す証拠は今のところ見られないとした。
労働党の報道官は2回目の攻撃について調査中で、復旧に取り組んでいるとした。