[ロンドン 20日 ロイター] - コンサルタント会社EYは20日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)前に、約1兆ポンド(1兆3200億ドル)相当の資産がロンドンからEU域内に移転するとの試算を明らかにした。
前四半期時点の試算は8000億ドルだった。
これに伴い、最大7000人の雇用も移転する公算が大きいという。
ブレグジットに先立ち、ロンドンの銀行や資産運用・保険会社がEU域内に拠点を新設、もしくは域内の拠点を拡大する動きが相次いでいる。
企業の移転先としてはダブリンがトップ。次いで、フランクフルト、ルクセンブルク、パリとなっている。