August 3, 2018 / 12:17 AM / 14 days ago

英・EU、野心的な貿易協定可能 アイルランド巡り合意を=EU交渉官

[ブリュッセル 2日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡り、EUのバルニエ首席交渉官は、英国とEUがそれぞれの法律の管理を維持するとともに、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの間の物理的な国境を回避する方法について合意すれば、英国とEUは前例のない規模の貿易協定を締結することが可能だとの見方を示した。

 8月2日、英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡り、EUのバルニエ首席交渉官は、EU側が関税ゼロで数量制限のない自由貿易協定(FTA)や、関税・規制面での緊密な連携、政府調達市場へのアクセスについて英国に提案したことを明らかにした。写真は会見する同首席報道官。7月にブリュッセルで撮影(2018年 ロイター/Yves Herman)

バルニエ氏は複数の欧州紙が2日に掲載した記事で「英国はEUとのモノの移動の自由を維持することを求めているが、人とサービスの移動の自由は求めていない」と指摘。「EUの法秩序の一部とならずにEUの関税規則を適用することも提案している。つまり、主権と独自の法律の管理を取り戻すことを求めており、EUはそれを尊重するが、EUに国境や法律の管理を放棄することを求めるべきではない」との見方を示した。

また、離脱に関する問題の8割は既に解決しており、残りの2割と将来の関係に関する交渉も「良好な結果」につながることを確信していると言明。「EUの原則を尊重し、新しい野心的なパートナーシップを築くことは可能だ。EUは3月に既にそれを提案している」と述べた。

バルニエ氏は、EU側が関税ゼロで数量制限のない自由貿易協定(FTA)や、関税・規制面での緊密な連携、政府調達市場へのアクセスについて英国に提案したことを明らかにした。

安全保障を巡っては、EUは情報交換や法執行機関の連携を求めている。

バルニエ氏はこれについて「テロリストや犯罪者をより適切に追跡・特定するためDNAや指紋、航空機の搭乗者記録などの情報交換で協力できる」とし、「迅速な身柄引渡の枠組みを協議する用意もある」との立場を示した。

その上で「英国がこれを理解し、北アイルランドとアイルランドを巡るバックストップ(安全策)など未解決の離脱問題について早期に解決策を見いだすことができれば、英国とEUは範囲・程度ともに前例のないパートナーシップを築くことができると確信している」と述べた。

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