October 22, 2018 / 1:46 AM / a month ago

英本土・北アイルランド間の検査で境界生まれず=EU側離脱交渉官

 10月21日、英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、EUのバルニエ首席交渉官は、離脱後には英国本土から北アイルランドに送られるモノの検査が必要になるとの立場をあらためて示したが、それによって新たな境界が設けられるわけではないと強調した。写真はEU首脳会議に到着した同首席交渉官。17日にブリュッセルで撮影(2018年 ロイター/Yves Herman)

[パリ 21日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、EUのバルニエ首席交渉官は、離脱後には英国本土から北アイルランドに送られるモノの検査が必要になるとの立場をあらためて示したが、それによって新たな境界が設けられるわけではないと強調した。

21日の仏紙ジュルナル・デュ・ディマンシュに掲載されたインタビューで述べた。

英国とEUは、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの間のハードボーダー(厳格な国境管理)を回避する「バックストップ」(安全策)の必要性では合意しているが、詳細を巡っては協議が難航している。

EUは、北アイルランドとアイルランドの間の国境管理を避けるためには英本土から北アイルランドに送られるモノの検査が必要になるとの立場を崩していない。

ただ、英国ではメイ首相率いる保守党内や、保守党が閣外協力する北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)から反発が出ている。

バルニエ氏はインタビューで、英本土から北アイルランドに送られるモノの検査を行うことで「アイリッシュ海に境界を設けるわけではない」と強調し、英国の統合性が損なわれるとの見方を否定。

英本土から北アイルランドに送られる動物の10%で既に検疫が行われているとし、バックストップではこれが100%に引き上げられるが、後に動物衛星の基準について合意を結べば40%に比率を引き下げることが可能になると説明した。

このほか、EUの食品基準で禁止されている塩素処理された米国産鶏肉など、EUの規定に違反するものがアイルランドに輸入されるのを防ぐためにバックストップが必要だと指摘した。

さらに、アイルランド国境問題以外では、欧州司法裁判所の管轄を巡る見解の相違などが合意の障害になっていると明らかにした。

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