March 5, 2019 / 2:17 PM / in 21 days

ハードブレグジットならEUの家計・企業は混乱=英中銀

[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は、英国が合意なく欧州連合(EU)を離脱(ブレグジット)した場合、英国の金融システムは対応する準備ができているものの、EUの家計や企業は混乱に陥る可能性があると指摘した。

英中銀は、英国は、離脱期日までに離脱協定をまとめられなかった場合も自国の借り手がEUの金融機関にアクセス可能と保証しているが、他のEU諸国は無秩序離脱への準備が進んでいないと指摘。

英中銀によると、EU側では、ローン金利の上昇などが起きる可能性がある。また、英国の銀行や取引所がブレグジットに備えてフランクフルトやアムステルダムなどの都市に新設した拠点と取引する準備もできておらず、そうした拠点を利用するための手続きを完了したEUの大口顧客は10─20%にとどまるという。

「クロスボーダーなサービスの一部が混乱する可能性がある。EU当局の対応がなく、金融安定へのリスクがくすぶっている」と述べた。

英中銀は、国内銀行のユーロ調達を万全とするため、来週から毎週、ユーロ供給入札を実施することを明らかにした。

今年の銀行ストレステスト(健全性審査)については、2018年の条件を概ね踏襲するものの、米社債市場、ユーロ圏の銀行債と政府債の関連性に関するリスク要因を若干引き上げたとした。

また、銀行のサイバー攻撃への対抗能力に関する審査を年央に試験的に実施することを明らかにした。

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