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北アイルランド、1月以降の貿易で検査体制は未整備=英当局

英国会計検査院(NAO)は6日に公表した報告書で、北アイルランドが来年1月から、英国と北アイルランド間を行き来するモノのチェックを欧州連合(EU)離脱協定で求められているように実施する準備ができていないと指摘した。写真は2020年11月5日に首相官邸で会見するジョンソン英首相。(2020年 ロイター/Leon Neal)

[ロンドン 6日 ロイター] - 英国会計検査院(NAO)は6日に公表した報告書で、北アイルランドが来年1月から、英国と北アイルランド間を行き来するモノのチェックを欧州連合(EU)離脱協定で求められているように実施する準備ができていないと指摘した。

また、英国とEUが自由貿易協定(FTA)で合意できるかどうかにかかわらず、EU離脱移行期間が終了した時点で、英国の全ての国境ではかなりの混乱が予想されると指摘した。新型コロナウイルス感染拡大で準備に影響が出ているという。

来年1月1日以降、英国とEUが貿易協定で合意できたとしても、輸出業者は税関申告などを行う必要がある。

ただNAOは、港湾施設では、政府の新たなITサービスと現行システムを統合させ、テストをする時間がほとんどないと指摘。業界が新体制に適応するのを支援するための税関サイトや通関業者も十分ではないと説明した。

NAOは「混乱の可能性は高く、政府は影響を最小限の抑えるために迅速に対応する必要がある」と指摘している。

最も懸念されている地域のひとつは北アイルランドで、EU加盟国であるアイルランドとの貿易を保護するため英国の他地域からのモノの検査が求められている。

NAOによると、動物や植物の検査を実施するためのシステムやインフラを担当する部署は作業が間に合わないと予想している。

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