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英金融界、EU市場へのアクセスが離脱後も重要=民間企業相
2016年11月24日 / 03:32 / 1年前

英金融界、EU市場へのアクセスが離脱後も重要=民間企業相

[ロンドン 23日 ロイター] - クラーク英民間企業相は、欧州連合(EU)金融市場へのアクセスを弱めるような条件でEUから離脱すれば英経済の将来に打撃となるとの認識を示し、政府の産業戦略で製造業再生が重視される中、英金融界の地位を守る考えを明らかにした。ロイターとのインタビューで語った。

 11月23日、クラーク英民間企業相は、欧州連合(EU)金融市場へのアクセスを弱めるような条件でEUから離脱すれば英経済の将来に打撃となるとの認識を示し、政府の産業戦略で製造業再生が重視される中、英金融界の地位を守る考えを明らかにした。写真はロンドンで9月撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

同相はEUとの離脱交渉について、金融セクターにとって有利な条件を取り付けることが英経済には重要だと強調した。

「欧州のどの国のどの産業にとっても、金融市場の分断化が競争力に好ましくないことは分かっている」と述べ、ロンドンが持つ金融の専門知識は他国が強く求める資産だと指摘した。

英金融セクターでは、離脱後のEU金融市場へのアクセスをめぐる不安が高まっており、影響を和らげるため段階的な移行の枠組みが必要との声も多い。

ただクラーク民間企業相は、段階的な移行について語るのは時期尚早であるとの立場を示した。

ハモンド財務相は23日の秋季財政報告で、230億ポンド(約280億ドル)のインフラ投資を発表した。EU離脱の影響軽減に向けた計画の柱に製造業再生を据えたことについて、クラーク民間企業相は、金融サービスが打撃を受けるとの声に否定的な見方を示した。

そのうえで、金融セクターやロンドンの街が享受してきた繁栄を他の地域や業界にも拡大し、経済の不均衡是正を図ることが必要になると指摘した。

ただ、一方でロンドンの金融サービスの競争力維持・強化も目指すとし、今後数週間に発表する政府の産業戦略ではこの点を明確にすると述べた。

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