October 8, 2019 / 1:04 AM / in 8 days

英政府借り入れ、合意なき離脱なら想定の倍に=英財政研究所

 10月8日、英財政研究所(IFS)の年次報告によると、英国が欧州連合(EU)と合意ないまま離脱した場合、政府の借り入れは、約1000億ポンド(1230億ドル)と、現在想定されている水準の倍に膨れ上がる見通し。写真は離脱反対を訴えて英国旗とEU旗を掲げて自転車をこぐ男性。9月3日、ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 8日 ロイター] - 英財政研究所(IFS)の年次報告によると、英国が欧州連合(EU)と合意ないまま離脱した場合、政府の借り入れは、約1000億ポンド(1230億ドル)と、現在想定されている水準の倍に膨れ上がる見通し。

国境で物流がそれほど大きく混乱することがない「比較的影響が小さい」合意なき離脱というシナリオで、IFSは2021/22年度までに政府借り入れは920億ポンドに達すると見込んでいる。

ただ、そのシナリオ下でも英経済の景気後退(リセッション)入りは免れないとIFSは予想している。

政府が景気対策として20年度と21年度に約230億ポンドの財政出動を行った場合、年間借り入れは1020億ポンドに達する見通し。

IFSのカール・エマーソン副所長は、「合意なき離脱となれば短期的には財政出動が必要となり、その後すぐに緊縮財政に戻る」との見方を示した。

長期的にみると、合意なき離脱により公共部門の歳出は縮小し、税率は上昇するとIFSは説明した。

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