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EU、英清算機関へのアクセス1年半延長へ=関係筋

[ロンドン 15日 ロイター] - 欧州連合(EU)は英国の清算機関のEU市場へのアクセスを来年1月から18カ月間延長する見込み。業界関係筋が15日、明らかにした。

英国は今年1月にEUを離脱。離脱前の状態が維持される移行期間は12月31日に終わるため、来年1月からEU域内の銀行はロンドン証券取引所(LSE)傘下のLCHやICEクリア・ヨーロッパなどの清算機関を使えなくなる。

LCHはユーロ建て金利スワップ取引の清算で大半のシェアを持っており、アクセスを突然遮断した場合、利用者が大規模なデリバティブポジションを急いで移行することになり、金融の不安定化を招くとの認識をEUは示している。

関係筋は、EU執行機関である欧州委員会が14日に始まった加盟国との協議で支持を得られた場合、18カ月間のアクセス延長を決めるという見方を示した。

ある関係筋は、アクセスがより早期に断たれる可能性が不安視されていたことに言及し、「朗報だ」と述べた。

英国とEUは長らくユーロの清算について意見が対立している。EUの政策当局者はユーロ清算を欧州中央銀行(ECB)管轄のユーロ圏に移したい意向だ。

期限付きのアクセスは、銀行に対しロンドンの金融ハブから拠点を移す圧力をかけるほか、ユーロ圏の清算機関が秩序だった形で事業能力を拡大する時間を与えることが狙い。

欧州委からのコメントは得られていない。

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