January 7, 2019 / 10:54 PM / in 2 months

EU、離脱案巡りメイ英首相支援を検討 協定修正は排除

[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、英国のメイ首相がEU側と12月に合意した離脱案に対する英議会の支持を得られるよう後押しする方法を検討している。ただ、合意の修正は依然として排除している。

 1月7日、欧州連合(EU)は、英国のメイ首相(写真)がEU側と12月に合意した離脱案に対する英議会の支持を得られるよう後押しする方法を検討している。ただ、合意の修正は依然として排除している。2018年12月撮影(2019年 ロイター/Henry Nicholls/File Photo)

EU筋がロイターに明らかにしたところによると、EU高官は英議会での離脱案採決を来週に控えてメイ首相が支持を得られるよう、何らかの「言質」を与えるかどうか、またその方法について協議している。

EUによると、メイ氏は12月14日のEU首脳会議で、2021年末までに英EU自由貿易協定を結ぶことを約束するようEU側に求めた。しかし、EUは、具体的な約束はしないというこれまでの立場を修正する兆しはみせていない。

メイ氏にとっては、移行期間終了後にアイルランド国境を巡るバックストップ(安全策)が発動されないことを与党などの議員に示すため、期日を提示することが重要になる。

EU当局者によると、EU首脳が12月に示した、離脱協定の再交渉は行わず協定の修正と解釈され得る拘束力のある約束もしないとの立場に変化はほとんどみられないという。

ある当局者は「言質を与えることはできるが、どのような形であれ、12月の(首脳会議の)結果を再表明するだけだ」と述べた。

当局者によると、EUがその立場をより具体的かつ明確にする方法の一つとして、貿易協定の締結が可能な時期について英政府と法的書簡を交わす案がある。しかし、離脱協定と文言が異なれば法的な不透明性が生じるためEU首脳は消極的だという。

欧州委員会は7日、EU首脳が離脱協定の再交渉を行わないことをあらためて強調し、合意なき離脱への備えを引き続き行っているとした。

欧州委の首席報道官は、メイ氏とユンケル欧州委員長が4日に行った電話協議に関する記者団の質問に対し、合意済みの離脱案が唯一の最善の取引だと述べ、「再交渉はしない」と言明した。

また「交渉は完了している」として、双方の交渉担当者の協議は予定されていないと述べた。

メイ、ユンケル両氏の電話協議は「友好的」だったとし、協議は今週も行われると明らかにした。メイ氏は先週、トゥスクEU大統領とも協議を行った。

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