July 31, 2018 / 2:01 AM / 4 months ago

ドイツ銀、ユーロ決済業務の大半を英国からドイツに移転

 7月30日、ドイツ銀行は、ユーロ決済・清算業務の「大部分」を英ロンドンから独フランクフルトに移転した。広報担当が確認した。写真は2013年、ロンドンで撮影(2018年 ロイター/Luke MacGregor)

[フランクフルト 30日 ロイター] - ドイツ銀行(DBKGn.DE)は、ユーロ決済・清算業務の「大部分」を英ロンドンから独フランクフルトに移転した。広報担当が30日に確認した。

今回のシフトにより、英国の欧州連合(EU)離脱に伴い、ユーロ決済市場のシェア獲得を目指すドイツ取引所(DB1Gn.DE)は恩恵を受けることになる。

従業員の異動はなく、広報担当はドイツ取引所傘下のユーレックスを通じて決済業務を行うと説明した。ユーロ建て金融商品の決済で長らく支配的な地位を築いているのはロンドン証券取引所(LSE.L)傘下のLCH。ユーレックスの広報担当は、ユーロ決済の市場シェアが1年前は実質的にゼロだったが、現在は8%だと述べた。ただLCHのシェアにはなお遠く及ばない。

移転については英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が最初に報じた。

ロンドンに拠点を置く欧州系銀行は、ブレグジット(英のEU離脱)で事業が混乱するのを避けるため、既にEU域内に新たな拠点を開設しつつある。

欧州中央銀行(ECB)は先週ロイターに、決済などの分野では域内の市場インフラとつながっていることは、ユーロ圏で事業を認められる要件の1つだと述べた。

一方で英金融街シティーは、ロンドンにある決済機能の大半が今後別の場所に移れば、トレーディングなど他の事業も追随し、最終的に雇用が失われて、英国最大の産業である金融業界が打撃を受けかねないと懸念している。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below