August 14, 2019 / 7:37 PM / in 8 days

〔情報BOX〕英、EU離脱前の総選挙実施は可能か

[ロンドン 14日 ロイター] - ジョンソン英首相が欧州連合(EU)離脱の期限としている10月末まで残り3カ月を切った。首相は強硬離脱(ハードブレグジット)も辞さない構えだが、反対派は解散総選挙に持ち込み強硬離脱の阻止を目論む。だが離脱前の総選挙実施は現実的に可能なのだろうか。ポイントを以下にまとめた。

◎選挙の前倒しは可能か

次回の総選挙は2022年に予定されているが、下院(650議席)で多数の賛成が得られれば、総選挙の前倒しは可能だ。

◎選挙日程は誰が決めるのか

ジョンソン首相が決定する。総選挙の前倒しについては首相に広範な権限が与えられている。規定によると、選挙の実施は内閣不信任案の可決後、一定期間内はできないものの、期間後はいつでも行える。

◎首相はEU離脱後に選挙を先送りできるか

できる。選挙を11月初旬に実施するかどうかは首相の専権事項だ。2011年に施行された法律によると、総選挙は5年ごとに行われるが、内閣不信任案が可決した場合、各党に信任を得るための期間として14日間の猶予が与えられる。その結果どの政党も信任が得られなければ、首相が議会を解散して選挙日程を決める。選挙は議会解散後25営業日内は実施できない。

◎総選挙が最短で実施される場合の日程

総選挙が最短で実施される場合の日程は以下の通り。

*9月3日:会期冒頭で労働党が内閣不信任案採決の動議提出

*9月4日:内閣不信任案が可決

*9月18日:14日間の期間中、どの政党も信任得られず

*9月19日:選挙日程が決定

*9月20日:議会が解散

*10月25日:選挙日(慣例に反した場合)

*10月31日:選挙日(慣例に準じた場合)

英国の選挙は慣例的に木曜日に実施されるが、ジョンソン首相が慣例に反して木曜日を避けたり、EU離脱日に当たる31日に選挙を行うことは考えにくい。

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