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英との通商協議入り、来年に見送りも 条件満たさず=EU外交官
2017年11月9日 / 00:52 / 9日後

英との通商協議入り、来年に見送りも 条件満たさず=EU外交官

[ブリュッセル 8日 ロイター] - 英国を除く欧州連合(EU)加盟27カ国は8日に開いた外交官会合で、EU離脱(ブレグジット)後の英国との関係を巡る協議の開始を来年まで見送る可能性について話し合った。

 11月8日、英国を除く欧州連合(EU)加盟27カ国は開いた外交官会合で、EU離脱(ブレグジット)後の英国との関係を巡る協議の開始を来年まで見送る可能性について話し合った。写真はロンドンで9月撮影(2017年 ロイター/Hannah McKay〉

会合では、離脱後の移行期間や貿易など将来の関係を巡る交渉の進め方について協議を開始する予定だったが、関係筋によると、12月の交渉開始に必要な条件を英国が満たさない可能性が高いとの懸念が話し合いの中心となった。

EUは10月の首脳会議でメイ英首相に対し、英国が清算金を明示するなど条件を満たせば、12月14日からの交渉会合で通商など将来の関係を話し合う「第2段階」に入る用意があると伝えた。

英国とEUは9日から2日間にわたり交渉会合を開く予定で、清算金のほか、EU市民の権利、アイルランドとの国境管理の問題について協議する。

しかし、8日の外交官会合の状況を知るEU当局者は、「英国は交渉の第2段階にすんなり入るものと考えるべきではない」とけん制。「(外交官会合で)移行期間と将来の関係は議題とされていたが、実際には、第1段階の3つの問題で『十分な進展』を遂げるという条件がEUにとって非常に真剣なものである点を英国は理解していない、という懸念が焦点になった」と話した。

あるベテラン外高官は「EUは交渉を急ぐべきではない。英国は清算金を明示する必要がある」と述べた。

前述のEU当局者によると、外交官会合では、向こう1カ月間に清算金などの条件で「十分な進展」が得られなければ、通商協議入りは来年に見送るとの見解で一致したもようだ。

この当局者は「12月初めまでに英国が行動しなければ、次の策を考える必要がある」とし、「受けるか否かを迫る案をEUから提示する可能性がある。そうなれば明らかに英国にとって好ましくない結果であり、国内では交渉から退くよう求める圧力が強まるだろう」と述べた。

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