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英EU離脱で再び不透明感、フィンランド首相「一段の時間必要」

 14日、EU議長国を務めるフィンランドのリンネ首相は英国との離脱合意にはまだ時間がかかるとし、週内に全面的な合意に至る公算は小さいとの見方を示した。写真はリンネ首相。8月20日撮影(2019年 ロイター/Ints Kalnins)

[ロンドン/ブリュッセル 14日 ロイター] - 英国と欧州連合(EU)が月末の期限までに合意にこぎ着けるかどうかを巡り不透明感が再び高まっている。

EU議長国を務めるフィンランドのリンネ首相は14日、英国との離脱合意にはまだ時間がかかるとし、週内に全面的な合意に至る公算は小さいとの見方を示した。

リンネ首相は「EU首脳会議前に実際的かつ合法的な方策で合意を見出す時間はない」との考えを示し、「一段の時間が必要だ。EU首脳会議に交渉する必要がある」と語った。

英とEUは週末、合意なき離脱を回避するために集中的に討議。しかし、双方ともに合意の達成に向けて、なおすべきことが多いとの認識を示している。

EU外交官はロイターに対し、英EUの離脱合意について「われわれはさほど楽観的ではない」と述べた。

英国ではこの日、エリザベス女王が英議会の新会期開会にあたり「女王演説」を行い、ジョンソン首相の施政方針を読み上げた。

エリザベス女王は「10月31日にEUから離脱することが英政府の優先課題」と強調。英政府が自由貿易などを巡り「EUとの新たな関係構築に向け取り組んでいく」と表明した。

ジョンソン首相も議会で「われわれは待つことはできない。離脱を完了させよう」と呼び掛けた。

離脱合意に向けた不透明感が再び高まる中、外為市場ではポンドが対ドルGBP=D3とユーロEURGBP=D3で約1%下落した。

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