May 10, 2018 / 5:11 AM / 6 months ago

英食品価格、貿易協定なきブレグジットなら上昇へ=リポート

 5月10日、英国が貿易協定を結ぶことなく欧州連合(EU)から離脱した場合、国内の食品価格が上昇する可能性がある。写真はロンドンのレストラン。2011年1月撮影(2018年 ロイター/Stefan Wermuth)

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国が貿易協定を結ぶことなく欧州連合(EU)から離脱した場合、国内の食品価格が上昇する可能性がある。英上院のEU委員会が10日、リポートを発表した。

リポートでは「ブレグジット(英EU離脱)がEUからの食品輸入に影響を及ぼさないことはあり得ない」と指摘。貿易協定の交渉ができなければ、ブレグジットにより、平均して22%の輸入関税が食品に課されることになるとした。

またこの影響を緩和するために、英政府がEU内外からの食品に対する輸入関税をすべて引き下げることは可能だが、価格競争ができない国内の食料生産者の立場を弱める深刻なリスクをもたらす可能性があるとの見方を示した。

メイ英首相はブレグジット後にEUとの関税同盟にとどまることはないとしているが、EU委員会はEUからの「摩擦のない」食料品輸入を協定なしでどのように継続できるのか不透明と言及。「協定が結ばれず、EUからの食料品輸入がEU非加盟国と同様の関税や国境検査の対象となる場合、英国は需要増加に対応する人材やITシステム、物理的なインフラを持っていない」とし、一部の食品が手に入りづらくなる可能性があるとした。

またリポートでは、政府に対し早急な食料安全保障政策の導入を要請。「優先するのは食品規格なのか食品価格なのか、また低下している自給率の回復なのか輸入品の増加なのかついて長期的な視点が必要」としたほか、他の要点として、労働力不足や投資の優先度、世界中の食料生産に対する気候変動の影響などを挙げた。

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