March 29, 2019 / 8:32 AM / 3 months ago

英離脱協定否決なら離脱長期延期に=ゴールドマン

[ロンドン 29日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは29日、メイ英首相と欧州連合(EU)がとりまとめたEU離脱合意案を巡る議会採決について、合意案の政治宣言を切り離して離脱協定を採決にかけることで、賛成票が増える可能性があるものの、否決された場合、長期にわたり離脱が延期され、よりソフトな離脱を模索するリスクが高くなるとの見方を示した。

英議会は29日に首相の離脱合意案のうち、離脱後の新協定の大枠を定めた政治宣言を外し、離脱条件を定めた離脱協定のみについて採決を実施する。

ゴールドマンの欧州エコノミスト、エイドリアン・ポール氏は「離脱協定に関する29日の議会採決は政府の楽勝には絶対ならない」との見方を示した。

離脱合意案から政治宣言を切り離せば、与党の離脱派議員や野党議員が賛成に回る可能性があると指摘。

「政府は、合意なき離脱か、離脱を延期して欧州議会選挙に参加するか、あるいは離脱合意はあるが離脱後のEUとの関係などがはっきりしない状態で欧州議会選挙前に離脱する、のいずれかの選択を迫られた場合、与野党議員の大半が3番目の選択肢を選ぶと踏んでいるようだ」とポール氏はリポートで述べた。

離脱協定が否決された場合、前倒し総選挙の実施が予想され、離脱の長期延期、および新たなよりソフトな選択肢に基づく「根本的な」再交渉のリスクが大幅に高まるとみている。

ゴールドマンは、合意なき離脱の可能性が15%、離脱撤回の可能性は35%、政府の離脱合意案に近い離脱条件が承認される可能性を50%としている。

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