October 17, 2018 / 3:34 AM / a month ago

今週のEU首脳会議、英離脱巡り各国は強硬姿勢で臨む構え

[ブリュッセル/ルクセンブルク 17日 ロイター] - 17日からの欧州連合(EU)首脳会議では、英国のEU離脱を巡り各国首脳が厳しい姿勢で臨む構えで、メイ英首相に対し、政府の離脱案への支持を国内で得られなければ、合意のないまま離脱することになると警告する見通しだ。

 10月16日、17日からの欧州連合(EU)首脳会議では、英国のEU離脱を巡り各国首脳が厳しい姿勢で臨む構えで、メイ英首相(写真中央)に対し、政府の離脱案への支持を国内で得られなければ、合意のないまま離脱することになると警告する見通しだ。写真はEU首脳らとの写真撮影に向かうメイ首相。オーストリアのザルツブルグで9月撮影(2018年 ロイター/Leonhard Foeger)

メイ首相は17日の首脳会議で演説するが、その後の夕食会は英国を除くEU27カ国で行う。

当局者によると、EU首脳はメイ首相に対し、交渉が行き詰まった前週末以降、EUとして提示することはほとんどなく、EUは合意なき離脱への備えを加速させるとの立場を伝える見通しだ。

EUのトゥスク大統領は16日、「合意なき離脱の可能性がこれまでになく高まっている」との認識を示し、メイ首相はアイルランド国境問題を巡り「創造的な」解決策を提示する必要があるとした。

EU側の「合意なき離脱」のメッセージは誠実なものだが、交渉相手の英国に圧力を掛ける戦略でもある。

各国首脳は交渉期限について焦らない姿勢を示す可能性もある。EU当局者は16日、英国の離脱までにEU各国議会が合意を批准するための時間は限られつつあるとの警告を繰り返したが、一方で、EUは「落ち着いて」協議を続けるとし、12月またはそれ以降まで合意を待つ用意もあるとした。

ベルギーのレインデルス外相は「英国は今のところ国内で交渉している」と指摘し、「合意が可能か判断するためには数週間必要だ。EUは落ち着いて取り組む」と述べた。

EU27カ国の首脳は夕食会で、11月中旬に臨時首脳会議を開く案を固めるかどうか協議する。トゥスク大統領は、臨時会議を開くには、合意がほぼ成立したという手ごたえが必要だとの見方を示した。

外交筋は、夕食会後に英国に対するメッセージがどの程度厳しいものになるかはメイ首相の姿勢次第だと指摘した。メイ氏が9月のEU非公式首脳会合の際のように譲歩しない構えを示せば、EU側は合意なき離脱の警告を強める見込みだ。

欧州委員会のユンケル委員長は17日、メイ首相の演説後に、合意なき離脱に備える欧州委としての対応策を説明する。当局者によると、交通や通商面での混乱に対応するための法律を早急に成立させる方法などが盛り込まれている。

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