May 28, 2019 / 10:43 AM / in 3 months

英国、合意なきEU離脱追求なら「政治的自殺」=ハント外相

 5月28日、英国のハント外相(写真)は、英国が合意なき欧州連合(EU)離脱を追求すれば「政治的自殺」だとの考えを示した。同相は与党・保守党党首選の候補者となっている。15日撮影(2019年 ロイター/Hannah Mckay)

[ロンドン/ブリュッセル 28日 ロイター] - 英国のハント外相は、英国が合意なき欧州連合(EU)離脱を追求すれば「政治的自殺」だと述べた。同相は与党・保守党党首選の候補者となっている。

ハント外相は28日付のデイリー・テレグラフに寄稿し、(合意なき離脱に向けた)こうした動きは議会に阻止され、国政選挙を引き起こすことになると指摘。「総選挙を通じて合意なし(の離脱)をもたらそうとすることは解決策ではない。それは政治的自殺だ」とした上で、「したがって、異なる合意が唯一の解決策であり、それは私がリーダーになれば追求するものだ」と訴えた。

また、同相はBBCラジオに対し「われわれがいる極めて困難な状況に対する唯一の解決策は(EUとの)離脱合意を変更することだ」と述べた。

EUはメイ英首相との間で達した離脱合意は最終的なものであり、再交渉はできないとしている。

ハント外相は、アイルランドとの国境を巡る「もっともな懸念に配慮」しつつ、関税同盟から英国を抜け出させるために努力すると指摘。EUは英国の離脱問題を解決したいと考えているため、バックストップ(安全策)の再交渉に前向きとなる可能性があるとした上で、再交渉は新たな交渉チームの設立によって支援されるだろうとした。

同相の主張は、合意なき離脱を選択肢として残すべきだとするボリス・ジョンソン前外相らその他の候補者と対照を成すものだ。

立候補していないフォックス国際貿易相は、合意を伴う離脱が好ましいが、離脱しないより合意なき離脱が望ましいとの認識で各候補が一致していると指摘。「EUが変更交渉を望まないとすれば、それは残念であり大きな驚きでもあるが、合意なき離脱の可能性は確実に高まる」と述べた。

アイルランドのバラッカー首相は、合意なき離脱に陥るリスクが高まりつつあるとの認識を示し、記者団に「新しい英首相が離脱合意を否定しようとする可能性がある」と述べた。

*内容を追加します。

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